野尻学荘の生活

「2週間もキャンプに行って、いったい何してるの?」

野尻学荘のことを紹介すると、必ずと言っていいほど返ってくる質問です。野尻学荘を知らない人にとって、小学生から高校生の男子が、14泊15日も行うキャンプはなかなかイメージしにくいものかもしれません。ここでは、野尻学荘の生活をご紹介しましょう。

グループごとの生活

野尻学荘では、グループごとの生活を大切にしています。5〜8名程度の子ども(ボーイズ)で1つのグループを作り、担当のボランティアリーダーと一緒に生活をします。グループは年齢別に構成されており、小学生は小学生同士で、高校生は高校生同士で一緒に生活します。日中のプログラムは、グループごとに活動する時間と、個人単位で活動する時間、キャンプ全体で活動する時間に分かれています。

キャビンでの暮らし

2週間の寝泊まりはテントではなく、キャビンと呼ばれる簡素なログハウスで生活をします。キャビンにはベッドと布団が用意されていますので、2週間の長期に渡る生活でも健康で快適に過ごすことができます(アウティングではグループごとにテントに泊まります)。ただし、キャビンには電気がありませんので、夜はランプを使って過ごします。初めは少し怖いかもしれませんが、ランプの火を囲んでの団欒はとても雰囲気がいいですよ。また、トイレおよびシャワーはキャンプ場内に設置されています。

大自然に囲まれた環境

大自然に囲まれたキャンプサイトには、都会では味わえないさまざまな驚きがきっとあるはずです。カブトムシ、満天の星、オニヤンマ、夜の暗闇、キツツキ、ひまわり、真っ赤な夕焼け、クワガタ、おいしい水、フクロウ、大きな白樺、、、などなど、たくさんの自然があなたを待っています。もちろん、突然の夕立で干していた洗濯物がびしょびしょに、、、なんてこともあるのですが。

自分のことは自分で

キャビンでは、自分の荷物は自分で管理しなくてはいけません。もちろん、洗濯も掃除も自分たちで行います。洗濯は専用のランドリーが用意されており、掃除は毎朝の”Duty(デューティ)”の時間にグループごとに行います。

ファーストネームで呼び合う異年齢の交流

グループでの生活が中心とは言え、他のグループのボーイズともさまざまな機会で一緒に活動しますので、キャンプの後半になると、ほとんどのボーイズ同士が顔見知りになっているはずです。野尻学荘では、ボーイズ・リーダー全員がニックネームやファーストネームで呼び合い、敬語も使わないのが慣習です。高校生のボーイズが自然に小学生のボーイズの面倒を見たり、小学生が高校生にいたずらをしたり、歳の差を超えた「仲間」としての交流は、とても楽しいものです。

専属シェフがつくる充実した食事

キャンプと言えば野外炊事を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、野尻学荘で体験できるさまざまな活動に思う存分取り組めるように、食事はキャンプ場の専属シェフが毎日の給食を担当します。2週間に渡る栄養面や衛生面を考えた食事はボーイズにとても好評です。食事のときは、キャンプ場内のメインホールに参加者全員が集まり、グループごとにテーブルを囲みます。食前の配膳や食後の食器洗いは、ボーイズたちの仕事です。

時計の要らないゆったりとした時間の流れ

2週間の長期にわたる野尻学荘では、1日1日の「生活」が大切にされていますので、ゆったりとしたタイムスケジュールでプログラムが構成されています・。プログラムの始まりや終わりの時間は、担当のリーダーがチャイムの音で知らせてくれますので、時計がなくても生活ができてしまいます。チャイムには「起床のチャイム」や「ごはんのチャイム」など、たくさんの種類があり、それぞれのメロディが決まっています。チャイムの音が聞き分けられるようになったら、あなたもベテランボーイズです。なお、野尻学荘では、日中の活動時間を長くするため、サマータイムで生活しています。

規則正しい生活習慣

生活習慣が乱れがちな夏休みも、ひとたび野尻学荘に着いてしまえば規則正しい生活の始まりです。早寝早起きはもちろんのこと、充実した運動、食事、睡眠を備えた生活は、健康で安全なキャンプの必要条件です。アクティブな生活を考え、昼食後には毎日昼寝の時間も用意されています。食事の時間になれば自然とお腹が減り、就寝の時間になると自然と眠くなる、家にいるとなかなかできない生活が、野尻学荘では気がついたらできています。

生活をつくる、という経験

野尻学荘では、キャビンごとの代表者からなる「マスター会」という仕組みがあり、1日1度ミーティングを行います。そこでは、自分たちの生活が快適なものとなるように、ランドリーの使い方などの生活上のルールを話し合ったり、みんなで一緒にやりたいプログラムの企画などをすることもあります。もし、キャンプ全体で話し合ったほうがよい事項については「荘会」を開いてみんなで話し合います。野尻学荘の生活は、民主的な話し合いを通じて、ボーイズ達自身が作っていくものでもあるのです。

以上、野尻学荘の生活を紹介してきましたが、キャンプの独特の生活の様子を言葉で説明するのはとても難しいものです。「百聞は一見にしかず」と言いますが、一度体験してしまうととてもシンプルな生活だったりします。興味、関心のある方には、ぜひ一度参加してみてもらいたいですね。

野尻学荘とは

野尻学荘の生活

スタッフ紹介

キャンプ場案内

野尻学荘のプログラム

キャンプ場へのアクセス